2024年11月15日に開催した勉強会の内容振り返りの記事です。
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テーマは「Excelで稼ぐには」
前半でゲスト登壇としてLSD(水流俊一)氏に「Excelツールのサブスク販売」というタイトルでお話しいただきました。
LSD(水流俊一)氏のXアカウント:https://x.com/lsd_tsuru
後半で主催「いき」が「Excelで稼ぐには」というタイトルで登壇させていただきました。
※「いき」は私「深見」のXでの公称アカウント名ですが、記事の統一感を考慮して、以降も「いき」と呼ぶことにします。
概要および録画データ
・ゲスト登壇 LSD(水流俊一)氏「Excelツールのサブスク販売」
LSD(水流俊一)氏(以降:水流氏)が独立時に実際に開発したExcelツールの紹介と、サブスク販売のテクニックを具体的に紹介いただきました。
「開発する技術がある人は世の中に沢山いるけど、それをお金に換える、すなわち『稼ぐノウハウ』がある人はそんなにいない」という前提および現状を踏まえて、ツールを開発するだけでなくどのように収益に結び付けるかを実績をもとに解説いただいています。
また、フリーランスとして活躍する上での必要なスキル、心構えなども語っていらっしゃいます。
↓録画データ
・主催 いき「Excelで稼ぐには」
実際に私(いき)が「正社員として副業」→「独立」→「フリーランスとして生計を立てれるようになるまで」の略歴および、そのためにどのようなことを行ってきたのかを解説しています。
またExcel VBAでの開発委託を本業として、どのようなスキルがあれば稼げるようになるのかをロードマップを交えて解説しています。
↓録画データ
以下、私(いき)の登壇の内容について振り返り記事としてまとめておきます。
いき略歴
最初に私(いき)の略歴を紹介しました。
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高校は地方の普通高校出身で、そこそこの偏差値の大学に一発合格しています。
余り言うとくだらない自慢話となりますが、
・田舎なので塾には通っていない
・満足いくような参考書があるような書店もない
ような環境下でほぼ地頭によって受験勉強を乗り切っております。
ここで重要な点は「地頭力」です。フリーランスというのは会社員と違って、すぐに相談できるような共同作業者はそばにはいません。さらに、対応する案件も”これまでに対応したことの内容な案件”が多いです。
その場合、「自分で調べて解決する力」「調べてもどうしようもない場合に、自力で解決策を考案する力」がどうしても必要になってきます。
なのでこれは半分極論にはなりますが、「受験勉強で講師にマニュアル通りに手取り足取り教えてもらって、自分で考える力を培わずに育った」ような人はフリーランスは厳しいです。フリーランスとして必要な力は「問題に対して自分で解決策を見いだせる能力」となります。
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私(いき)のフリーランスへの独立前後の詳細を説明しました。
2022年7月に独立したのですが、その1年前の2021年6月からココナラを通して副業を始めています。ココナラで実際に収益が上がりだしたのが2022年1月からで、本業の手取りを超えだしたのが2022年3月ごろでこれ以降は依頼件数・収益も安定化してきます。
この経歴から述べる大事なこととして「独立する前に副業等でしっかり地盤を固める」ことです。私の場合ココナラでの副業開始からを数えると準備期間に1年、副業のための勉強を開始した期間を含めたらそれ以上を要していますが、見切り発車で独立は大変危険とお伝えいたします。
ココナラで案件獲得のための必要要素
実際にココナラを始めようとしている、始めている、という人向けに「ココナラで案件獲得のための必要要素」を実際の私(いき)の成功例をもとにまとめました。
・プロフィール、出品サービスの内容、画像等はしっかり整える
まずはココナラに登録・出品するにあたって看板部分をしっかり整えないと、依頼する人の目にはとまりません。見栄えの良い出品画像、プロフィール画像や、分かりやすいプロフィール説明、出品サービスの説明を心がけてください。
ただいくら看板をしっかり整えても、ココナラの多数の出品サービスの中に埋もれてしまうのが避けられませんし、このような状況は私が出品を開始した2021年7月ごろよりはるかに厳しくなっています。
・出品者コミュニティを通して案件を譲ってもらう
これが私の成功例ですが、出品者コミュニティなどに参加・交流して、定期的に自分の技術をXでアピールするようにしてください。結果的に実際に売れている出品者から「今は忙しいから対応は難しいなぁ。あ!この人には案件を回せそう」と思ってもらうことで案件を回してもらうことがあります。
私は実際に案件を回してもらい、そこで対応した依頼者が以降ずっとリピーターになってもらったことで、「ランキング上位で安定+実績が定期的にプラス」となり今に繋がっています。
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・逆にあまりお勧めしない事
逆に、案件獲得のために逆にやらないほうが良いことを2つ説明しました。
1点目は「公開依頼に積極的に応募する」です。ココナラの公開依頼は応募をしてっも契約に結び付くことは大変稀です。頑張って内容を確認して応募しても骨折り損となることが多いです。しかし、「内容を確認して提案する練習」「どのような需要があるのかを把握する(市場調査)」などのメリットはありますが、応募しても依頼者から返事が返ってこない場合は、「キャッチボールの練習」=「依頼者とのコミュニケーションの練習」ができないため、あまり技術獲得には結びつかないと考えています。なにより、「契約に結び付かないことによるモチベーションの低下」に繋がりかねないです。
2点目として「ココナラのブログで技術アピール」です。ココナラのブログはほとんど依頼者の目にはとまらないと考えてください。これは私がココナラを始めた当初で調査した結果にも基づきます。具体的にココナラで多くブログの掲載数と実績件数の相関を調べたところほとんど相関は見受けられませんでした。例えば過去に何百件もココナラでブログを掲載している出品者がいたりしましたが、1件どころか実績0の出品者もいたりして、この結果をもとに「ブログは効果がない」と結論づけています。それよりは上記で述べたようにコミュニティやXで技術アピールをするほうが良いです。
フリーランスで生きていくための必要要素
実際にフリーランスで現在活動している私から、「フリーランスで生きていくための必要要素」をまとめて話しました。
大きく分けると「家族の同意」「勇気」「技術」「人脈」の4つとしております。これらのうち重要なのが「技術」「人脈」です。冒頭で説明した「地頭力」は「技術」のなかの1要素とします。
実際に「人脈」の部分ですが、私の場合は、
・ココナラで複数のリピーター獲得済み
・出品者同士のコミュニティ参加
・Xのフォロワーが1000人超
などで、独立した時点である程度地盤を備えておりました。
「独立」とは「独」という文字が入っていはいますが、決して「独り」でできるものではありません。必ず人脈をしっかり形成してからするのを推奨します。
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次に「技術」に関する部分を「Excel VBA開発の技術ロードマップ」として次で紹介します。
Excel VBA開発の技術ロードマップ
このロードマップは以前に私のポストで紹介したものが元になっていますが、達成目標、技術レベルごとに必要なスキルをまとめているものになります。
・最も下層の「Excelの基本技術」は普段Excelを使用する上での基本操作だけを身に着けた状態です。一般的な会社員ではこの程度のスキルで十分だったりします。
・下から2番目の層では「VBAの基本」「社会人経験」「実装知識・経験」が必要になります。この層では「個人で使用するレベルのマクロの開発」ができるようになりますが、他人が扱えなかったり、後々の仕様変更ができない「野良マクロ」となって結果的に人に迷惑をかけてしまう原因になったりします。少なくとも社内で横展開ができるレベルではありません。
・3番目の層で「持続可能なVBAが書ける」「実装知識・経験」「要件定義力」が必要になります。ようやくこのスキルが備わって来て副業・開発請負で活躍してお金を稼げるようになります。このうち「持続可能なVBAが書ける」とは「可読性・保守性の高いコードが記述できる」ことで、これができないとココナラなどの副業で何十件もの開発ツールを開発した後での後々の保守対応で大変な目にあいます。
・最も上位の層で「開発自体を効率化するテクニック」が必要になります。ここまでの力を身に着ければココナラで常に上位となり副業・開発請負で凄い稼げるようになります。
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次に、このロードマップのスキルがどのように身に着けられるかを解説しました。
ロードマップの中のスキルのうち「Excelの基本操作」「VBAの基本」「実装知識・経験」は一般的なExcelやExcel VBAの書籍や、正社員としての経験で十分身に着けられるスキルとなります。逆に、ほとんどの書籍ではこの部分までのスキルしか紹介しておらず、結果的に上記述べた通り「持続可能なVBAが書ける」人が増えず「野良マクロ」の散在に繋がってしまっています。
これ以上は持論となりますが、IT業界でExcel VBAが毛嫌いされがちな言語であるのは上記の状況下による中途半端なスキルで構築されたマクロの尻ぬぐいをさせられる、というような状況が多く発生しているためと思っております。
Excel VBAはExcelがPCにインストールされていれば後は環境構築は不要であることと、基本的にどの会社にもPCにExcelが入っている、という2点から「非常に敷居の低い」プログラミング言語であり、またマクロの記録機能も手伝って「ちょっとした知識で容易に業務改善ツールが構築できる」言語とも言えます。その点では非常に優れている言語ですが、その影響で中途半端なスキルで「可読性」「保守性」を考慮しておらず長期的な視点が欠けたコードが散在してしまう原因となっています。
ロードマップの中のスキルのうち「持続可能なVBAが書ける」「開発自体を効率化するテクニック」は私の書籍「Excel VBA開発を超効率化するプログラミングテクニック」で解説している内容になります。言い換えれば、上記で述べたような「野良マクロ」の散在を解決するような大きなコンセプトとなる書籍となっております。
私自身がココナラを通して何百件の案件でExcel VBAでシステムを構築しておりますが、納品以降も保守対応にしっかり対応が出来ております。納品後で1,2年以上経過したツールの修正を依頼されてもすぐに内容を確認できて、修正箇所を確認、修正作業が行えます。また、2年以上も増改築を繰り返すシステムも安定して保守対応が出来ていたりします。
これらの現場で培ったスキルを書籍の中で解説しています。
最後に「要件定義力」とは依頼者とコミュニケーションをとって開発するシステムやツールの仕様を明確にする能力のことですが、こちらは書籍やネット上の情報では身につかないスキルとなります。理由として「言語化が非常に難しい」「たとえ言語化されていても、文章を読んだだけでは十分なスキルとして習得は不可能」だからです。
では「要件定義力」どこで身に着けるか?ですが、率直に実際の現場(戦場)で身に着けるしかありません。実際に案件を受注して、お客さんとやり取りをして、問題点を明確にして、仕様を提案したりなどのやり取りを行って、開発するシステムやツールの仕様を決定する、のような流れを何度も経験しないと身に着けることは不可能です。その戦場としてココナラがすぐれた舞台と思っております。「要件定義力」を身につけたい方はまずココナラで出品サービスを出すことをお勧めします。
別の視点でいうと、この「要件定義力」はAIには奪われにくいスキルとなります。理由は上記にもあったように「言語化が難しい」点にあり、昨今の生成AIはネット上の言語化された技術から学習していることを考慮すると、まだまだAIが習得するには至っていないスキルとなります。ただ生成AIは年々予想を超える速さで進化しているので一概に結論づけることはできません、というのもコメントしておきます。
上記のことを踏まえて「今後活躍できるためのリスキリング」としてココナラで出品を開始して「要件定義力」を身に着けることを私は強くお勧めします。
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