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Outlookでメールを送信する

<概要>

今回はOutlookでのメールの送信の実装を簡単にする汎用プロシージャの紹介です。


Outlookでのメール送信の実装によっては、次の点の記述が面倒くさかったりします。

・Outlookのアプリケーションのライブラリ「Outlook.Application」の参照も含めて、そこからのメールの操作用のオブジェクト「Outlook.MailItem」や、添付ファイルの設定のオブジェクト「Outlook.Attachments」の参照


 紹介する汎用プロシージャでは、引数として必須で入力するものは、送り先のアドレス「Address」およびメールの件名「Title」及びその文書「MessageList」としてあり、これらの項目だけを入力すれば、簡単にOutlookでのメール送信機能の実装ができるようになります。

 そのほかでは、CCアドレス「CCAddress」やBCCアドレス「BCCAddress」および添付ファイルの複数の入力「AttachPathList」やメールをすぐ送信する場合の設定のON/OFFもオプショナルとして設定できるようにしております。


 使用にあたっては必ず。 「Microsoft Outlook 16.0 object library」ライブラリを参照しておいてから使うようにしてください。


<実行例>

 簡単な実行例のコードを下記に示します。

 これを実行すると、Outlookのメール送信の画面が出てきて後は人が確認して送信ボタンを押せばメールが送信されます。

 この実行例の場合は、第7引数のAutoSendingがデフォルトでFalseしているのでメール送信の前に送信画面が現れるようにしております。このAutoSendingがTrue入った場合は送信画面ができずに自動的に送信されるようになり、これは複数の別々の宛先のアドレスを自動的に一括で送信する場合などは、そのような設定が必要になります。


 実際に業務で使えるような実装を行うとしたら、下記の画像の様にエクセルのシート上に入力フォームを用意して、セルにセルの入力といろいろ連動するような形になります。


<関連記事>

今回紹介しているような汎用プロシージャを部品として一元管理する方法は別記事で紹介していますので、是非このノウハウも参考にしてみてください。

コーディングを効率化する上でどんどん増やしていった汎用プロシージャ(部品)をいくら増やしても簡単に流用ができるような仕組みの構築が可能になります。


<コード>


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