Google Maps APIを利用した店舗検索(GAS)
- yuji fukami
- 1月9日
- 読了時間: 2分
今回の記事では、Google Apps Script(GAS)を活用してGoogle Maps APIを使い、店舗検索を自動化した事例をご紹介します。
概要
依頼背景
「特定の地域で特定の業種の店舗を自動でリスト化したい」という要望を受けて、Google Maps APIを活用した検索ツールを開発しました。
Googleマップでは特定の座標から検索して店舗を地図上に表示することができますが、店舗名や住所、電話番号、営業時間などの情報を効率よく取得してリスト化するには手作業では手間がかかります。このツールでは、検索からリスト化までをボタン一つで自動化し、取得する情報は以下の通りです:
店舗名
住所
電話番号
緯度・経度
ウェブサイトURL
営業時間
実際に開発したシステム
以下の画像は、実際に開発したシステムのイメージです。

システム概要
座標入力: 中心地点の緯度・経度を指定
検索ワード: 例として「コンビニエンスストア」
検索範囲: 半径20km以内で上位60件まで検索可能
結果出力: 店舗情報をスプレッドシートにリスト化
料金管理: Google CloudのAPI利用料金を計算
ツールの特徴
検索ボタン
ボタンを押すだけで、指定した条件に基づき自動でGoogle Maps APIを使って検索が実行されます。
データ出力
結果がスプレッドシートの一覧表形式で整理され、視覚的に分かりやすいレイアウトにまとめられます。
API料金計算
使用したAPIリクエスト回数や累計料金が表示されるため、コスト管理も簡単です。
注意点
Google Places APIには以下の制限があります:
一つの検索で半径20km以内かつ最大60件までの店舗が検索可能
毎月200ドル分の無料利用枠(超過分は別途課金)
以下の画像に示されるように、効率的な検索プロセスを実現しています。
これで、座標情報と検索ワードを入力するだけで簡単に周辺店舗のリスト化ができるようになりました。システム開発について、またはGoogle Maps APIの利用に関するご相談はお気軽にお問い合わせください!
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